会長のご挨拶



令和6年度 新年のご挨拶


 新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、ご健勝で新年を迎えられたこと存じます。
昨年は、区商連、区振連の活動に大変なご協力をいただき、誠にありがとうございました。
また、日ごろからご支援、ご協力をいただいております青木克德区長をはじめとする行政の皆様、国会、都議会、区議会の皆様、そして各関係団体の皆様には、改めまして心から感謝を申し上げます。


今年は、元旦から能登半島地震、そして航空機の事故と、非常に心痛む、大変な幕開けとなりました。犠牲者の方のご冥福をお祈りし、被災者の方々へのお見舞いを申しあげたいと思います。

さて、本年は辰年であります。辰年は、活力旺盛になって大きく成長し、形が整う年だといわれております。私たちもこれにあやかり、大いに発展する一年としたいものです。

内閣府の月例経済報告によりますと、「景気は、このところ一部に足踏みもみられるが、緩やかに回復している」とされております。国際的な動きなどの懸念材料はあるものの、今後も穏やかな回復が続くとの見通しです。
行政による各種の景気対策も講じられておりますが、何よりも地域に根ざした私たち商店街が、景気回復の下支えをしなくてはならないと思います。

こうした中での取組みとして、葛飾区との協働により実施しております「かつしかプレミアム付商品券」の発行事業につきましては、大変な好評をいただいております。昨年は7月に額面総額14億4千万円分を、11月には第2弾としましてさらに12億円分を発行いたしました。
これに加え、「かつしかデジタルプレミアム付商品券 かつしかPAY」につきましても、9月に2億4千万円分を発行したところです。いずれも発行数を大きく上回るお申込みをいただきました。

また、コロナ禍が一段落した昨年は、各事業を順次再開してまいりました。

2月に実施いたしました「第5回かつしかグルメ選手権Jaぱんカップ2023」、9月から10月の「第4回かつしか肉フェスタ2023」には多数の店舗が参加し、お店めぐりイベント、会場イベントともに大変に賑わいました。
8月から9月の回遊イベント「かつしかまるごとバル2023」には、200店の参加をいただいております。

また、葛飾区のビッグイベントにも参加させていただきました。
「第39回葛飾区産業フェア」には会員により10ブースの運営を行い、7万8千人の来場者を得た「かつしかフードフェスタ2023」にも多数の会員が出展いたしました。
昨年のこれらの取組みはいずれも手応えが感じられ、今後につながるものと確信している次第です。

私たち商店街は、地域経済の核を目指さなくてはなりません。
お客様と共にあってその生活を支え、地域社会の一翼を担わなければなりません。そのためには資質の向上を図り、責任を果たすことができるよう切磋琢磨する必要がございます。昨年は4年ぶりに先進商店街の視察を行いましたが、このような取組みも今後進めていく必要があると考えております。

私たちのめざす「商店街の活性化」は、大変に大きな、困難な課題であります。しかし、これは各店舗の健全経営のみならず、誇りある葛飾のまちを立派に育てあげることにつながってまいります。

今年も区商連、区振連、そして各商店街の皆様、力一杯、頑張ってまいりましょう。ご支援くださっております皆様方には、どうか変わらぬご理解、ご協力をお願い申し上げます。

皆様方のご健勝、ご繁栄を心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。




染谷 光雄


葛飾区商店街連合会会長
葛飾区商店街振興組合連合会理事長